行き過ぎた調査、照会への対応
今回は、一部保険者の未だに止むことのない行き過ぎた調査、紹介について厚生労働省に対し注意、是正の要望の活動について報告いたします。
この問題は以前にも「調査・照会の対応についてのお願い」にあるようにすべての接骨院受診患者に対し調査や照会を行ったり又は理由が不当、不可解な調査、照会によって、それを受けた患者は不安や不愉快な思いをして接骨院受診を制限したり我慢するようになります。こうした受診妨害となるような調査、照会を防止するため厚生労働省に対し注意、是正の要望の活動について報告いたします。
当会では、不正請求をかばうことはありません。悪質、乱暴な請求者については返戻や返金ではなく、厳しく対応するように以前から訴えています。しかし、保険者の調査権限の乱用は、受診妨害行為となるばかりではなく、名誉毀損や人権侵害にもなる重大なことですので厚生労働省の「被保険者への照会については、本来の目的である不正の疑いのある施術等についての被保険者への確認のために実施するものとし、受診抑制を目的とするような実施方法は厳に慎まれたい。」(事務連絡 平成30年5月24日より抜粋)を保険者に順守するよう厚生労働省 医療課と保険課に要望を行ってきました。
コロナ禍で大変忙しい中、医療課、保険課に昨年6月からだけでも下記のお時間を頂き要望、懇談を行いさらに新たな対応をお願いしています。
令和3年 6月29日 7月7日 9月7日 10月29日 11月29日 令和4年 2月15日
今後も受診妨害となるような調査、照会の防止のため、会員の先生方におかれましてはそうした事案がございましたら日本接骨師会事務局の方までご報告ください。平成31年 会員配布資料「受診妨害調査照会保険者の連絡について」