長崎県における、整復師の乳幼児医療助成費の償還払い問題
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長崎県における、整復師の乳幼児医療助成費の償還払い問題

2017年09月29日(金)3:58 午後協同組合日本接骨師会, 受診妨害

 今回、ご紹介する事案は、長崎県における、整復師の乳幼児医療助成費の償還払い問題です。

長崎県では医科は現物給付へと移行しましたが、整復師は償還払いとなっていました。

 

償還払いとは、一旦窓口で支払いをして、その後、患者が各自治体に請求する仕組みです。

東京都などでは、乳幼児医療助成は健康保険と同様に整復師は受領委任払い(現物給付扱い)となっていて、患者は医療助成費を引いた額を窓口で支払います。(現在、東京都では小学校入学前までの乳幼児の負担額はありませんので、保険診療分の窓口での支払いはありません。)

乳幼児を抱えた子育て世帯にとって、乳幼児医療助成制度は非常にありがたい制度ですが、償還払いと現物給付方式では、患者の利便性は一目瞭然。特に、乳児を子育て中の忙しい人たちにとって、現物給付はなおさら必要とされる制度です。また、小児肘内障などの負傷で受診する際に、接骨院は償還払いで面倒などとなれば、制度による差別、受診妨害ともなります。

 

こうした問題に、地元の整復師が「患者の利便性」、そして、制度の不公平による「医療選択妨害防止」のため、制度の改正を求めて、長期にわたり行政と折衝を重ね、ようやく解決へと動き始めた取り組みの経過です。一見して分かるように、かなりの長期にわたり諦めずに、粘り強く取り組まれた姿勢には、頭が下がります。

 

また、今回の取り組みの中で、要望をしているのは当会だけで、他団体からは要望がないので行政として動きづらいとする「行政も行政」ですが、患者のためにも整復師自身が国民医療として意識を高く持つ必要を感じました。

 

今回、問題解決への取り組に、当初よりご理解とご協力を頂いた、地元の公明党の議員の先生方にお礼を申し上げます。

 

 

 

取り組みの経過

 

平成14年          長崎県に改定要望

 

平成20年          長崎県に改定要望

 

平成23年  9月  3日        公明党長崎県本部 懇談会   資料

 

         9月14日      長崎県・諫早市へ改定要望懇談会   資料

 

平成24年  2月  6日       公明党諫早市議団へ改定要望  資料

 

       2月  8日       諫早市へ改定要望  資料

 

平成25年  2月  7日         諫早市へ再改定要望懇談会  資料

 

       6月  4日       諫早市へ第3回改定要望懇談会  資料

 

       7月10日     諫早市よりの回答  資料

 

       7月18日       長崎県へ3回目の改定要望 

 

       7月18日         長崎県下各市町村へ改定要望  資料

 

       7月31日         佐世保市からの回答  資料

 

       8月  1日           長崎市、島原市からの回答  資料

 

         9月  9日         長崎県からの回答  資料

 

         9月11日           長崎県公明党本部へ経過報告  資料

 

平成26年  2月28日        長崎県と改定要望懇談会  資料

 

       8月28日        長崎県と改定要望懇談会  資料

 

平成27年  8月27日        長崎県と改定要望懇談会

 

         9月  3日      長崎県と改定要望懇談会  資料

 

         9月15日        社団等の他団体に説明し制度参加への確認 

 

         11月24日        長崎県へ再々改定要望   資料

 

平成28年   3月15日        県より「県内全域で実施する」との回答を得る  資料

 

平成29年   2月15日        県より「来年度(平成29年度)中に各市町村で順次契約を進める予定」との

              回答を得る  資料

 



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